[道中。俺も話しかけることもなかった。疑念、推察。そういったものをまとめるのに暫しの時が必要となったからである。食堂へ逆戻りし、相棒に小さく肩をすくめたあと案内された席に座る。深くは座らないが、この席なら相棒と王が一触即発になった時には腕引っ張って逃げることくらいはできるような位置だな。とは思った。それを狙ったのだろうか。>>283]