ショッピングエリアにいた時:私服姿の君と
[さて、突然の通りすがりのレオーネくん推しコメントは本当に突然の新着通知になってしまっていた。
それはもう、持っていたぬいぐるみを落としそうになるのも無理はない!
>>299]
あ……
すまない、[咄嗟にそう口にはしたが、離れた距離からの小声は相手には聞き取れなかったかもしれない。
そもそも私が原因とは限らないし……という思考は言い訳めいてもいた、が。
ともあれヘローはきまり悪い中、なんとか気を取り直して、真面目にカチューシャ選びに戻った訳だった。]