―― その後日、ハリコの独房前 ――
[ノリと勢いでデートが中止になってしまった!>>299
戸惑うハリコにがばっと土下座しつつ]
申ッッッし訳ございません……!!
嗚呼、貴女の手を取り逃避行と洒落込みたかった!
って、あああ!こんなことを言えば妻の恨みが!
すいません、すいませんんんー!
[もはや全方位に謝罪祭りのピエロである。
せめてもの謝罪に、と代わりの友人を紹介し。
今はハリコの脱出の成功を祈るばかりだ。
無事でいて、との祈りに]
ええ、貴女もどうかご無事で。
[と、お互いの無事を祈りながらその場を去っていくのであった。**]