[ 髪飾りの話になると、彼女の笑みにさらに輝きが増した。
彼女が花屋さんになったことは
当然知っていたけれど、
皆が身につけている花飾りが、ほぼ彼女の作品、というのは、知らなくて。]
すごいな…。
フローラは頑張ってきたんだな。
[ 6年間という時の重みを改めて知るのだった。]
僕のおかげ…?
ああ、フローラなら、
綺麗な花を咲かすことができるって、信じてたから。
[ 夢を叶える力を持っている、と。
自分のしたことは些細なことだとは思うけれど、
こうして感謝してくれるのは、嬉しくて。]
どう、いたしまして。
フローラの役に立つことができて、嬉しいよ。