― 某日 ―
[趣味でやっているジオラマ作りはこの時代で言う変わりものに好かれることもあった。
今日連絡が届いたのも前にもあった顧客であった。
最初はビジネス文句と思いきや、ちょこちょこあげていた動画の一つがよかったらしい。
それは異なる星から現れた迷子の子供怪獣のもとにウルトラビジネスマンなパパがかけつけて説得して一緒に連れ帰るというもの。(なお、その際破壊された街並みは深く気にしないものとする。その辺りは面白く感じたからだ)
決して、とある時に発想を得たなんてことはないとは思う。まあそれはそれとして]]
了解。他に注文は……っと。
[一部破壊された道路や橋にビル。そんな激しい跡地のようなものや、ビル群などを遠望したときの背景用に使いたいものらしい。夕暮れにしたり真夜中にしたりと、確かに雰囲気はでるだろう。またバイクはもちろんバスなどもあると嬉しいとのことだ。]
スリーヒーローズかぁ。
[新しい案>>284 >>285 >>286が降ってきたのか原案などがあったのかは知らないが、趣味でとはいえそれが仕事となるならば拒否するつもりはなかった。
後日、アーネストより>>2:49スタント作品の宣伝として同じ題名を聞かされて思い出したり、その際に作られたジオラマの映像を送り返したりなんてことがあったが、その時は知らないことであった*]