― 5月・校舎前花壇 ― ( こんなだったっけ? )[自身の所業で潰れた花の残骸は記憶にあるほど無残ではなかった。>>231もう少し荒れたイメージだったような、と首を傾げて。美化委員の彼みたいに>>291これまで見守っていたわけではないし、察しも良くはないから(今も絶賛勘違い中だ)誰かの手によって整えられたことに気づかない。ただ、ほんの少し、先ほどより安らいだ心地になったのは気のせいではないんだろう。**]