[一日目の終わり、なんとか片付いた室内にて、
アレッキーノはラビィに”手料理”を振る舞う。
それは少し歪な形のサンドイッチ。
インスタントのコーンポタージュも添えてテーブルに並べる。
アジトに帰る前に市場で買った材料で作ったもの。
食パンとバターに卵とベーコン、レタスにトマトにチーズ!
挟むだけなら自炊しない自分にもできる!
……と、意気込んだのはいいものの……]
……悪い、自炊はやった事ないから今はこれで我慢してくれ。
玉子、焦げちゃったな……、所々生焼けだし……、
ごめん、ラビィ……これから料理の勉強頑張るから。
[大変に申し訳なさそうにアレッキーノはそう言った]