新入り少女への激励は
[疲弊し切って、泥のように眠り込んだ次の日
>>238 枕元にぽす、と何かが落ちる音が聞こえて目が覚める。
>>306 目を擦りながら包みを開けば、可愛らしい包装紙が顔を見せる。左右がねじれてリボンのようになっているそれは、あの子が偶に買ってきて、教えてくれたお菓子の1つ、飴だった。
干し肉や缶詰が主食だった私にとって、あの時初めて食べたのが飴であり、生まれて初めて食べる甘味の感覚は強烈だった事を思い出す。
贈り物を見たその時だけは少しだけ目を輝かせて、手に取って……はた、と添えられたメッセージ
>>305に気付く。]