―― 時は流れ・約束の遊園地 ――
[あれから随分と時が流れた。
身辺が落ち着いたのを確認したなら、新しい名で暮らす二人は約束の遊園地へとやって来た。
(ケンチクもなかば強引に連れてきた!拒否権はない!)
今の自分はピエロの化粧を落とした一般人。
ラビィと手を繋げば仲良しの親子に見えるだろうか?
今日の為に買ったHarrikoの可愛い服をラビィに贈り。
遊園地でうさぎのカチューシャがあればラビィに買ってあげようか]
ふふっ、本当のうさぎより可愛いよ、ラビィ。
[そう笑いながら、売店で売られた美味しいチュロスも食べつつ。
夜まで面白おかしく過ごしただろう。
(ジェットコースター3連チャンをノリノリで楽しみつつ)]