星狩りの国-暁の街-

30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻


欠落 フィア

回想、孤高の背中に願う

[それは輸送船へと向かっている時の話。
 船の前で仁王立ちしていたのは、見覚えのある外骨格で武装した異形の青年だった。>>120
 私は見知った人物に思わず声を上げる。]

 ──ガァドなのよっ!?

[彼は、船の前に立ちはだかり殿を勝って出ていたようで、彼の周りには、気絶させられた看守が沢山いただろうか。
 もしかしたら戦いの果てに傷だらけだったかもしれない。そんな彼にきっと、あの時よりも幾分か明るくなった瞳>>0:359で、通り抜けざまに言葉を交わす。]

 お互い生きててよかったのよっ!
 ──死んじゃダメなのよ、絶対に!

[それは、駆け抜けながらの刹那の言葉。
 今だけでなく、これからも、と願った言葉。

 紡いだ言葉が彼に届いたかは分からないけど。
  私は貰った温かさを覚えている。あなたを心配してる。どうかご無事で。

 輸送船に飛び乗る直前に振り返れば、一人立つ孤高のヒーローの背中に、私は小さく無事を祈ったのだった。*]

(321) Tsh0322 2024/12/07(Sat) 03:01:09

(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
当サイトは日本国内専用です。
海外からの操作・閲覧は保証しかねます。
管理人 by milk_sugar/Yuchica
副管理人 by マオ
星狩りの国告知用Twitterアカウントはこちら
副管理人連絡用Twitterアカウントはこちら