へ、あ、…いや、その、…そ、そう…なんだ[フローラがさっきボクたちが話してたこと見てたなんて知らないものだから。なんでここでコウにいの名前が出てくるのさってまるで何もかも見透かされてるような心地を覚えて謂れを聞きながらぶわ、と頬が熱くなってしまう。でも、フローラがすごく大切そうにそれを差し出すから。>>313心からボクに似合うと思って選んでくれたんだなって、伝わるから。そんなのは些末なことだ。]