[ 君も中々どうして変わらないな。 素直に私の嘘を信じ続ければ、憎しみを果たせたのに。 ──弟と同じ亜麻色が流れ落ちるのを見ながら 私は。 ] ……そうか。なら、アマノ 君に私の持つ全てを教えてやる。 どのみち後任は育成しようとしていたところだ 私でなければ救えない命が、まだ、ここにはある ──だから、死ぬ気で覚えろよ、アマノ。[ 孤独で、だから王の全てが愛しくて、護りたかった。 けれど王が"変わる"と決めたなら 私は、きっともう、あの人に愛を求めない。 ]