[ 私が知っている"情報"だけで推察するならば 君の動機は、敵討ち以外に思い浮かばなかった。 そして──例えそうではないとしても 王を愛せない理由がなんなのか、を考えた時に やはり私には、それ以外 皆目見当もつきやしなかった。 ] ……ああ、互いに皮を被るのはよそうか。 どうにも私の知る君と、今の君 些か私は過去の幻覚を見過ぎているようだな?[ ふ、と息を吐く。 そして君へ答えを提示した。 ]