[そこまで行ったら、ぶちいっっっ!と通信を切る。
堪忍袋の緒と共に。
今この国では猫の手も借りたいってのに!
あの自由人は!!!
あんな馬鹿にこんな馬鹿でかいこと起こせるわけないだろ!!!変な妄想したやつ、馬鹿じゃないの!?とぷんすこ。
……結局のところそう。
ページボーイが、次の器に選ばれたのはそういうところ。
一時的な敵対?自分の噂のせいで組織壊滅?自業自得。
一度はこっちにいたのなら、
てめーはあたしらの領分さ。
どんな人間であろうとも夜の女王のアリアは、
受け入れ、率いり、そして護る。
このトループに訪れる未曾有の危機から脱するために
夜は誰にでも帳を下ろす**]