[ いつの間にか、広場の中央までたどり着いていた。 笑顔で、踊りに誘う君に、負けないくらい笑顔で。] ああ、踊ろう。 そうだよ、僕は、ずいぶんと元気になった。 すぐに熱を出して、君に心配かけることも少ないんじゃないかな。[ でも、時々は甘えさせてほしいかな、なんてぼそっとつぶやいたり。]