[新しい病院は、私が住んでいる所から3駅程の近さだった。
連絡を貰ってそれ程待たせること無く訪問した病室には
全体的に細く、けれどきっと前よりはふっくらとしたのだろう女性が
ベッドの上、半身を起こして待っていてくれて>>323]
いえ、私が手を貸せたのは
アーネストさんが助けてって言ってくれたからです。
それも、妹さんが助けを求めてくれなかったらできなかったことですから、
こちらこそ、助けてと声をあげてくれて、アーネストさんに伝えてくれてありがとう。
そして、初めまして。
私はアーネストさんの友達の、サンシアです。
お名前を、伺っても良いですか?
[こうして妹さんからも名乗ってもらった後は、
ビューさんへと変わった呼び方に
アーネストさんが居ない時にもお話出来るくらい距離が縮んでいった]