色々言いたい事はあるけど、一番はっ!
……あの時助けに来てくれて
私を護ろうとしてくれて……ありがとなのよ。
[伝えられていなかったあの時のお礼を紡ぎ、にこりと笑みを零す。
"大人"だから、"子供"を助ける。
私にとって"当たり前じゃない"それは
彼のお陰で"当たり前"と思えるようになったから。
……"子供"だと言われるのは今でも不服ではないと言えば嘘になるけど。
あなたが"護った女の子"は、今ここで、こうして笑えているよ、と。
どうしようもなく臆病で
だけど、とても勇敢なあなたに伝えるのだった。*]