在ったかもしれないIF@
[それは何処かにあったかもしれない未来。路ばたで“赤い悪魔”に会うことなど早々無かったかもしれないが。例えば。表通りで甘い物を買いこんでいるヤツに突然会ったなら?しかもこちらが顔に似合わぬ白い花などを抱えていたならば? さぞかし奇妙な光景だったかもしれない。
これもまた風の噂だ。どこが根拠かなんてわからない。
ただ、あの"抗争”を経たアリアの幹部であれば、
>>261シンギュラリティの残党の情報までにぎっている可能性がある、と。
…知らなくても良かった。これは"復讐”の戦いではないから。
…知る必要は無かった。もう"悔恨”のために闘っているわけではなかったから。
だけどいつかもし、そう「偶然」に。談笑までは行かずとも幹部と会話の機会があったなら、尋ねてみてもよい、などと心の片隅に置いていた「問い」だ。
白い花を持ったこんな日に、戦闘の意思など無さそうな幹部に出会ってしまったら?それこそ「好機」というものではなかろうか。]
…なあ、知っていたら教えて欲しいことがある。
[問うたのはシンギュラリティの残党のうち、とある実験に加担していた可能性のある者の所在。
>>0:357。その組織の所在を、もしも。噂レベルでも把握しているならば。*]