『メフィストフェレス』
[そのコードネームが最初に出て来るのは、50年程前のメトロポリス。>>330
最初は愉快犯混ざりのよく言るクラッカー。
一人で活動したり、仲間を複数人集め国内企業サーバーの一部をダウンさせたり。
この頃は、そう大した脅威では無かった。
しかし後々電脳化技術が育っていくと同時みるみるその頭角を現し、拠点をメトロポリスからトループへ移した後は、何人もの死体を積み上げて見せた。
無論その頃には、個人が複数組織の人間に手を出し暴虐無人に振舞った事で相応にマークされ、最終的に「夜の女王のアリア」にお縄となる。
「このまま放っておけば、抗争の種にしかなりえない。」
当時のボスは誰だったか。既に公爵であったか、はたまたそれ以外か。
既に手酷く扱われた後。後ろ手に縛られ、顔に青痣を作り、眼鏡型端末は割れ、無駄口を叩かぬように口にはダクトテープ。
ぼろぼろの状態でボスの前まで引きずられて行き、頭に銃口を突き付けられる。]