[間近で見ているため、精巧な図面に見えるこれ。
この1年で、看守のスケジュールは把握している。
レディ・ルミが今頃下準備を
済ませてくれているだろう。
それなら、それに合わせて脱出口は調理場か。
レディ・ルミについている看守は、
仕事を始める前に一服する癖がある。
貴女ももうそれをご存じでしょう>>338。
きめ細かな小麦粉が、
まさかその一服で爆破するなんて。
きっと誰も想像だにしていないだろう。
そして、ダクトを通じて、
"ショー"に駆け込む看守の下に炎が走る。
時間はアレッキーノ様と調整済み。]