― 回想・シュクル ―
[あの時、ぽつりと零されたシュクルの弱音には
>>329]
そっ、
そんなの居てほしいに決まってるでしょ!!!!![って食い気味に言った。
ボクには生まれた時から血縁がいない
本当の寂しさってたぶんずっとわかんない。
たとえ二人が居なくなっても、
父さんと母さんの思い出が消えるわけじゃないから。
でもでも、ボクはシュクルのこと大事な幼馴染だと思ってるし、
この村に居てほしいし、きっとシュクルの周りには
そう思ってる人いっぱいいる。
シュクルが義両親と何があったのか分かんなくても、
それは知っていて欲しくて。]