…あー、あーー…???
そりゃどうも?…んじゃ一服していいっすか?なーんて
[楽にしていったって、という言葉に>>264
あえて茶化してタバコの箱を取り出してみる。
休憩時間でもねえのにそんなことしたら、他の階層ならすぐさま暴力の雨あられなのだが……いくら待っても、来ない。ついに火をつけて、口をつけてもやって来ない様に]
……もしかしてあんたもまともじゃない部類?
ここの看守たち全員メロメロにしちゃった?
えーと、俺は食えないのでよろしく?
[と恐る恐る聞いた。彼女の美貌や艷やかに笑う様をみて、なんで例の看守が俺に荷物を預けたのかすぐにわかっちまったってもんだ。大方、職務のせいで持ち場を離れられなかったのだろう……ぶっちしない理性はあったが、袖の下を渡してはいけないという理性は働かなかったようだ。
綺麗で、気軽で、柔らかい。だからこそ奥底に毒が潜んで見える。
互いに毒の煙を吸って吐くもの同士であるが、
変に背筋が伸びてしまう。おっかね〜…]