『ザリ、すまないが、
尋問は未経験なん、だ』
[唯一の不安とは、そう、尋問について。
今まで難民の捕獲経験はあっても、その後は他者に任せてきた。
今この場で尋問しろと言われても、どうすればいいのかイマイチ分からない。
はて、殴るのか?
手段は問わないと言われはしたものの、言い渡されたのは相手の始末ではなく、情報を吐き出させる事。
サイレンサー付きの護身銃を相手の足元へ構えると、ゆっくりと歩を詰める。]
『ウッカリ怪我を負わせる前に
話してくれると、 ザザッ
助か、るよ』
[既に脅し及び尋問の域に入っているのだが、それは知るところでは無い訳で。
求む!尋問経験者。**]