***【───そうして、×××は笑顔を取り戻したのでした。それは何処にでもあって、何処にもない不思議な遊園地。失くした大切なものが見つかると言うこの場所では、今日も来園者を温かく迎えていることでしょう。】[私は今回の物語を書き終えると筆を置きます。この“夢に遊園地 ネバーナイトランド”の物語は、1話毎に主人公が変わる連作。これまでの主人公たちはそれぞれ全く違う背景を持っていました。]