[そして懐から二匹のクマのマスコットを取り出そう。>>237 母クマと娘クマの愛らしい二匹。 慈しみと悲哀に満ちた笑みで二匹をそっと包み込み] ただ……、もう妻も娘もこの世にはおりませんがね。 このクマは二人がお揃いで来ていたHarrikoのワンピース生地からオーダーメイドで作った一品ものです。 今はこのクマたちが妻と娘の代わりのように感じて肌身離さず持っております。[そう、ハリコに告げただろう。 そうして他愛ない世間話からハリコという人物の在り方を模索している。*]