[ただ勉強はするとしてもひとまず食事だろう。そりゃ昨日何も食わずに寝たら腹も減る。お腹の音については触れないままで]
何が好みか知らんから適当に買ってきたからな。
[素知らぬ振りで>>332朝食の準備に取り掛かるイヨリを見守る。手伝うことも考えたが思ったより手際がいい>>346ことや、ここの設備に慣れさせるため―――まあ他にもあったが困りごとがないようなら見守るつもりでいたが]
どんなのがあるんだ……じゃあこれ
[花の名前は言わない。紫色の花と緑の葉の乾いた茶葉を指定。
ぬるめの湯の中にいれて四、五分でできる。と希望>>346をイヨリに伝える。
言われた通りにすれば爽やかな青色だが味も香りも控え目――というよりはブレンドすると丁度いい味わいという物足りなさのあるものができるだろう。
希望を伝え終えると椅子に座ってまつことにした]