今、書き終えたところ。ちゃんと休むから心配しないで。『 お前1人の身体じゃねェんだからな〜〜 』[私は夫なった彼に頷きます。口は悪くても、いつも私には甘かったこの人は、新しい命の存在を知ってからというもの、その過保護には拍車がかかっていました。私は灯りを消して、促されるままに部屋を後にします。]( ───幸せに、生きてるから。)[この心の声は遊園地のジュナくんに届いているでしょうか。玄関先には古びた花柄の傘が立てかけられていました。]**