カウントダウンの前:ハリコと
[彼女がこぼした言葉に、胸が締め付けられる。
>>233自分が守るべき人々は、まだ沢山いるのだ。
自分の言葉で彼女が微笑んでくれたことが、せめてもの慰めであった。
妹への気遣いには感謝を示し、ふと、思いついたことを聞いてみる。]
君さえよければ、妹に手紙を書いてもらえないだろうか。
妹はよく君やHarrikoの服について話していたし、今は冤罪をなくす活動に参加していようなんだ。
君の話を聞けたら、きっと喜ぶだろう。
[そこに他意はなく、妹の喜ぶ姿が見たいと願う一人の姉としての言葉であった。]