……名前で、読んでいただけませんか。[彼の首飾りを作った折の苦労>>345や、自身への過分だと思うも嬉しい評価>>346。 そして、どうして目の前の彼のことを好きになったのか>>347は後に置いて。 彼の大切なビロードのベストへと指先がきゅうと縋ってしまい。先生で無しに、名前をと。我儘を、小さくぽつりと呟いてしまった。]