共同部屋、紅林檎が毒婦たる所以
[同室していて、違和感を抱いてない訳ではなかった。
ある時を境に、その昏い瞳が爛々と輝いていたように見えたのは。
>>156 ──その時は楽し気だと思ったその詩は。
>>157 なのに、語られる彼女の噂は悪いどころか良い物ばかりで。
>>335 ──ともすれば、その日は棚をひっくり返してしまったと崩さぬ微笑みに。
>>338 全部が全部、"Xデー"と呼ばれる、その時の為の布石だった。
それら全てが紐づいた時、彼女が何故捕まらずに居て来れたのかを理解した。
>>155 >>193]