う、うーん。
興味っていうか……お話は聞いてみたいかも。
[自分の国に入らないか、というお誘いに是と答えるつもりはないが、会話を続けるのは望むところだった。
自分自身の興味は抜きにしても、今は情報が欲しい。それに──]
たとえば──そっちのお姉さんはだれ?
[国は「一人」では成らない。だからこそその国の存在をありえないと一蹴することも出来ないのだ。
いつからか元通りになった声量で女王様に問いかけつつ、目線は機械の女性に向ける。
ズィーの握力を知れば納得もするが、こちらから近付いたのに握手を「迷惑」とする言い回しに、少し引っ掛かりを覚えただろうか。
「オクリビちゃん」と呼ばれていた>>300女性、彼女の方が謎の塊だ。何かを聞き出せればと話を振るが、少し露骨すぎるだろうか?*]