[ 胸にピンクの花を咲かせて微笑む君に、
耳打ちを返してから、手を取って踊りの輪に加わった。
ちょっとステップが乱れることはあっても、
眼の前に君がいるから、それだけで嬉しくて楽しくて仕方がなかった。
高らかに彼女>>357が宣言すれば、こみ上げる想いが抑えきれなくて、君を抱えあげて勢いよく回るだろう。
このくらいならね、もうできるようになったんだ。しばらくは肩で息してしまっているけれど。
そうして音楽が一旦止まれば、そのまま輪から離れようか。
体を動かしたら、お腹が減ってしまったから、
軽くごはんを食べられるところに行こうと誘う。
それから、また祭りの続きを二人で*]