ふふ、喜んでお受けさせてください。
[くすりと、空いている方の手で口元を隠し 小さく頷いてみせた。>>365
これも、新しいことの一つ。
少しだけ恥ずかしいかもしれないが、彼と一緒ならきっと楽しいとそう思う。
首を傾げる彼に、一緒になって少しだけ小首を傾けて———嗚呼、そうだと。]
お祭りを楽しんだ後、日が暮れましたら。
―――今度は私に、お時間をいただけませんか。
[引き出しの奥に仕舞い込んだ、ロケットペンダントを思い起こし。
日のある時間は彼の、日が隠れた時間には私のエスコートで、なんて。*]