先っぽさなんて、どうせ焦げたり切れたりすんべ!![少女はナイフを怖がる様子はないが、彼は少女を追い詰める。少女があげた髪をとろうとしたのは、一つ確かめるため。取ろうとした試みはあっさりと回避されてしまったけど"貰ったもんは、貰ったやつのもん"という言葉に。頭を抑えられたまま、見上げて。その顔は、ただじっと、彼の顔を見ていたので、多分、髪を整えるのには、そのあと抵抗はなかったけど]