…まぁ、色々“災難”だったから、仕方ないさ。
[謝るウタに昨夜聞いた話を思い返しつつ。]
じゃあ、食堂で二日酔いでも食べれそうなもの
もらってくるから。水のお代わり、用意しとくな。
[なんなら自分が料理するのもいいかもしれない、と思いながら部屋を後にする。
食えりゃいい、という、いわゆる男飯がメインだったが、味は悪くはない、はず。
昨夜美味しそうに食べていたウタが、自分の作った料理にどんな感想を抱くだろうか?
気に入ってくれると嬉しいけれど、文句を言われるのもそれはそれで楽しそうだ。
そんなこんなで、俺の
“旅人”の世話をする日々は始まったのだった**]