[>>376ちなみに先輩の醜態を見る事になったのは男子生徒だった。
少年が上がり症である事は把握しているので、気づかわしそうに見るものの、間に入る段階ではないと判断したようだ。
竹村の顔つきの変化には気付いたものの、掻き消すように手を振る様子に深追いはせず。]
あ、あの、本当に、竹村さんが何か悪い、とかじゃないので。
安心して下さい。
[彼女の所為ではないのだと、言葉を重ね、仄かに口の端をあげてみせた。
視線は重なる事はないが、先程よりは顔が見えるようにして。]
あの、文化祭、頑張って下さい。
楽しみにしてます。*