[と言う背景から、>>341はこうなったら仕方ないと、有能写真家だと振り切って写真を撮る事を提案した、という自己保身的な側面もあったが、イノリくんの反応にはやっぱり評価高いなと苦笑い。>>349 ]
子供がお金の事なんて考えなくていいよ、夢なんだし。
それに、僕も今は仕事じゃなくて趣味みたいなもんだからさ。
[はいそこ、趣味で子供を撮ってるの……? は揚げ足取りだよ。
何? 思ってない? 自意識過剰? 予防線は大切なの。
ううん、と悩む様子のイノリくんはやがて深く頭を下げて被写体となる事を了承してくれた。
そうして正門の前ではにかむイノリくんにカメラを構えて……表情が硬いような?
僕の勘違いなら良いけど、イノリくんの様子から恐縮が勝ってるように僕は見えた。 ]