[ 臨時医院は、時折下る遠征任務の時だけだ。 この建物が開いているときは私がいるということだから 次からも働きにおいで、と 「ご贔屓に」なんて言う君に教えもしたさ。>>282 私が自分から手放した弟。 それを思い出させる筈の君との時間は、 ────……悪くなかったよ。* ]