へ?ボク?……や… 別に。なんもないけど。[こちらに矛先が向いて、一瞬言いよどむ。うん、そう。だって。別に誰かと何か約束してるわけでもないし、お祭り回ろうとか誘われたわけでもない。何も嘘は言ってない。よね。うん。それで通そうと思ったのに、ライトの視線がテーブルに置いたままになっていた花たちに向いてることに気づいて、はっ…とした顔になった。]