[ライトにもう一度だけ。]ありがとう。[と。告げた。何に対してとは言わずに。明日がどんな日になったとしても…………きっと赤い熊さんは。この村ごと。皆を守ってくれるでしょう。守る誰かを選ばなければならないくらい。>>281本当に怖い事など起きないわ。そう。信じられたから。少しだけ張り詰めた気を抜いて。安心した穏やかな微笑みで。贈り物はまだ何も思い浮かんで居ないけれど……花飾りの構想だけは。頭の中で進んでいったの。**]