なんなら今の内に、屋台を見つけておくのもいいか…。[ そんなズルを企んでいれば、 また明日、と、はにかむ笑顔を残して、 彼女は立ち去っていった。 もっとよく見たかったけれど、 引き止めるのは我慢して] ああ、また明日。[ その背中に同じように声をかけた。 …明日、また会える。そうつぶやきながら、 準備をちゃんとしないと、と、想いを新たにし、 アッシャーの青い空を見上げた*]