ある日の夜雀亭
[ふと気になっていたことを訊いた答えは「たぶん人間」「10歳くらい」だというもの
>>333その返答は結果的に「どっち」なのか判断付かない結果となった。
10歳の少女が、多分人間という曖昧な受け答えをすることがあるだろうか?
年齢に関しては、生まれた年が分からないという子供はこの国には沢山いるから、そこまで違和を感じることはない。]
ふうん
[煮え切らない相槌を打つ。一方で彼女がアンドロイドでもこんな曖昧な受け答えをすることがあるだろうか? 「アンドロイドですよぅ」みたいな言葉遣いの少年を思い出し、ふむ、と思案する(なおどちらにしろ騙されているのには気づかない)]
まあいいか
悪かったな、変なこと聞いて
[そうしてまたお勧めされた酒をひと口。疲れた体に酒が沁みる。]