うふふ、ローズおばあちゃまですよ。
[微笑みながら、お人形さんに頷いて>>397、>>398。
ふと、今の自身の姿が老婆の姿に見えないことに、目の前の彼のあたふたとする様子を見てようやく気付いたものの。
年上が慌てると不安がらせてしまうので。不安がらせないように、これが普通なのだと押し通すことにした。おばあちゃまですよ。]
あらあらまぁまぁ!マウスちゃん、お誕生日だったのね?
うふふ、一番きれいなお星様、マウスちゃんにあげたいものね。
[お星様が欲しい理由を聞けば、じんわりと胸が熱くなるのを感じる。お祝い。長らく、自分からしてこなかったものだ。
危篤状態の治療は関わっても、容態が安定すれば弟子に変わり、また違う患者を見るという日々。完治した患者を見ることはほぼなかったと言っていい。
おめでとう。この言葉を送ったのは、最後はいつだったか。]