[腹部に入った蹴りは、
みしりと少女の身体を軋ませる。>>397
その体が吹き飛ぶ前に、腕を掴んで、
ボディからねじ切らんと五木に捻りを加えるが…
幼い少女はそれに合わせ、からだをひねり着地し、
ねじった腕の態勢から一気に機人の亡霊へと掴みかかった。
握力推定ーーーkg。
当機のボディの耐過圧力を超えるものと推定。
回避を優先し、懐に飛び込めば、
無垢なる暴力の拳が叩き込まれ、そのまま後ろへと飛びずさった。
…少女が駆けてくるのを見る。
真っ直ぐな拳の軌道をジョンドゥはなんなくいなし、>>398がら空きになったボディと腕の継ぎ目の部分にフォーカスを当てていた。
ソレヲヨコセ
そして、勢いのまま、腕へと一気に距離を詰め…]