ー現在ー
[そして、何年か後、腰にくくりつけられた名前と仮難民IDの書かれたラベル>>390はずっと、これの腰についていたのだろう。
すっかり風化し、文字は消えてしまったが、"ラベルであった"ものになり果てても、そのままそこにあった。
押し付けられたソルティストーンは、握られ続けてだいぶ小さくなってはいるが、"とっとけ"という言葉通り、懐にしまい続けられていただろう。
持っていることは、頭から消えてしまってはいただろうが。
そして、その者の言葉通り>>391、「トループに帰る」という言葉は、
現在も言葉として羅列し続け、
"タエナシ"と呼ばれたことを"覚えて"いる**]