切っ掛けは兄と幼馴染を殺されたことだな。
……所詮仇討ちとはいうてくれるなよ。
兄の方はただ腹をすかせた子供を放っておけなくて
パンを与えていた孤児の1人が反乱に関与していたのだとか。
幼馴染の方は家族の密告だな。其方は反乱手前だったのだろう。
客観的に言えば、密告の後の捜査の杜撰さは気になるところだ。
あとは、殺し方もな。
残忍さは恐怖支配には適している形態の1つだが
同時に理不尽さという名の敵意も芽生えさせる。
そのあたりを改善したいならすればいいのではないかな。
とはいえ、それは切っ掛けで
属する理由は到って簡単でな。