―いつかの夜:オーネスト―[礼とともに差し出されたのは、藍色の綺麗なビー玉だ。あのコの持ち物のひとつのようだった。]>>325ありがとう。大事にするよ。[ぼくに任せるということは、引き取る様な相手がいないということ。彼の体は全部土と一緒になる。連れて帰ったコを忘れたことはないが、形に残るものを持っていてもいいだろう。]どういたしまして。またね、オーネスト。[彼の姿を見送ってから、お友達を袋に入れる。今日はこのまま帰ろう。帰って、このコを焼いて、ビー玉を入れる器を探そう。]