そ、そっか……ダメか……そっか……。[>>444やはり約束ができたらしいと足元が不覚になりふらふらし始めた感じがした。地面が揺れているのは寝不足なのに走ってきたからだろう。気づくのが遅すぎた。シュクルを放っておく男がいるわけがねぇよなぁと納得できないまでも飲み込もうとする。これが大人になることか。ぐう、と唸るとそれでももう一度、シュクルの幸を祈ろうとして片手をあげたところでそれを留められるように毛皮を摘ままれて動きを止めた]