[「迷惑じゃない」>>418という言葉には、特に裏の無い素直な安心を顔色に形作り。
なんの国、という問いに、オクリビは少しだけ言葉を選びながら、答えを紡ぐ。]
資源枯渇が叫ばれるこの時代に、
それでも鉱脈を探索し、富を築く。
譬え陽の当たらぬ街の片隅からでも、
己の国を建てられるのだと証明する。
――女王陛下のそんな生き様を示しながら。
願いは、夢は、貫けばきっと叶うのだと。
人々が心から願える、そんな国です。
……ふふ。青臭いでしょうか?
[最後の一言は、「8歳の少女」にも「15歳の少女」にもいうセリフではなかったかもしれない。
この言葉には、40年前後を生きてきた「永遠の15歳」の心が、滲んでいる。]