……そう言っていただけると、何だか その。 恥ずかしくもありますが、でも、ふふ。 そうだと、嬉しいですね。[大好き、と思って貰えているのだろうか。彼の優しい評価に頬に熱が寄っていってしまうを感じながら、その照れ笑いに応えた。>>307此方に寄り添って、話をしてくれる彼との時間は居心地が良い。だからこそ、彼の背後の空の色の移り変わりに気づきもせずに。ごめんなさいね、引き留めてしまいました。≠ニトランクケースを握る手を強め、お辞儀をし、その場を退こうと思う間際。]